つまり早漏を笑っていたのは紛れもなく自分自身で、先生は患者の悩みに真摯に向き合い、早漏治療の方法を考えてくれていたわけです。
違う意味で恥ずかしさを覚えることになりましたが、恥ずかしさを受け入れることができて、自分も真剣に悩みとその解消の希望を余さず伝えられました。
カウンセリングの結果、治療薬を処方して様子を見ましょうということになりました。
治療薬による早漏治療は拍子抜けでしたが、ここで生活におけるいくつかのアドバイスがありました。
それには食事や運動に睡眠と、入浴習慣やストレスとの付き合い方も含まれます。
1つ1つはよくある生活習慣の見直しで、特にこれといって目新しさは覚えませんでした。
しかし真摯に悩みに耳を傾けてくれた先生ですし、何より早漏治療に自信があるということだったので、先生の言葉を信じて実践を始めました。
バランスの良い食事や暴飲暴食を防ぐこと、定期的な運動や睡眠時間の確保は、実際にやってみると思いの外大変で驚きました。
逆に考えると、こういった健康の維持に必要な生活ができておらず、その積み重ねが早漏の発症に至った可能性があります。
生活習慣の見直しとそれによる変化は、一朝一夕では実感できないものですが、それでも取り組みを続けてみる価値はあると感じました。